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どこを向いても雨に打たれる
CATEGORY : 未分類
2009-01-13-Tue
天地人 第1,2話
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いやもう製作発表で「戦国時代に愛の武将がいたとは」とか脚本家が発言した時にはどうなることかと思いましたが。頼むからとりあえず仏教用語としての「愛」の意味をググってくれと(笑) そういうのって年寄りと一緒に暮らしてたりちゃんとコミュニティ持ってれば自然と知ってることだと思ってました。「よーするに悪とか鬼とかつけるのと感覚一緒?」「恥ずかしくて正視できへんのんちゃう?」「じゃあラグビーでマウスピースに変な柄使うようなもん? あれ間近で見たらきっと腹に力入らんよね〜」「それはちょっと違う」…つーのが実家帰った時の我が家での会話。筆頭は祖母78歳。

まあそんなディープサウス大阪出身として1話目の太閤はんの描き方には文句がある。「利」を掲げるという意味がひどくあさましいもののように言われるのは心外だ。桃山文化は現世利益主義だ、それは信長が石山本願寺や比叡山を焼き打ちしたことから、いわば日本最大規模の搾取企業がつぶれ、そこが繰り返し世の中に発信していた偽物の幸福観が失墜したということさ。君は大事なわが社の構成員だよしっかり働けばいいことがあるよと快い言葉を吐いて実際には自分たちの利益を肥やすなんてのは古今東西よくありまくる話じゃ。つーかね、歴史を学ぶ意義はそこにある。で、ここで問題。秀吉がかかげたと言われた「利」とはではどういうものでしょう? さらに問題です、上杉が復活させようとした「義」とはなんだろう? モラルが、マナーが、国のために志高く、と口にするのはアドルフ君も好きだった。

えーでもまあ上杉くん達だって、自分の大切な財産の要を攻め取られようとしたから川中島であんだけ領民の命つぎ込んだわけだが。そんな身も蓋もない史実を視聴者が望むような「うまい話」に仕立て上げるのが語り部のお仕事で食い扶持であるのことよ。脚本家さん頑張ってね。歴史家は君たちのこともいつか語るのさ。

とかなんとか。子役がいしょけめやってるのを見ながら考えているひねくれ者。しかしソフトめといえど児童虐待パートが終わってよかった。景勝8歳の子の瞳がキラッキラしててかわええ。

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